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中小企業はだれのものか

従業員承継が生む「新しい支配」

発売予定日:9月上旬

著者名 津島晃一 著
判型 A5判
定価 3,080円
(本体2,800円+税)
ISBN 9784496058417

→発売前の紹介文

日本の中小企業における事業承継問題は、すでに広く認知されている。そのような状況でも、いまだに知見の乏しい分野が親族外承継である。事例研究は数少なく、政策による支援も充実しているとは言い難い。中でも、従業員承継は未開拓分野と言える。本書は日本の親族外承継の置かれた現状を打開することを目的とし、特に従業員承継に焦点を当てつつ、そこに生じている新たな支配構造を主たる議論の対象とする。とりわけ、従業員承継を対象とした体系的研究がほとんど存在しない現状を踏まえ、その実態と理論的意味を明らかにする。

→この本の目次

第1章 従業員承継の現状
 第1節 事業承継の主役に躍り出た従業員承継
 第2節 従業員承継をめぐる論点
 第3節 従業員承継へのアプローチ
 第4節 所有と経営の分離に関する議論の必要性

第2章 所有と支配の分離をめぐる議論
 第1節 バーリ=ミーンズによる経営者支配の発見
 第2節 バーリ=ミーンズ以降の所有と支配
 第3節 日本における所有と支配の議論
 第4節 組織論をめぐる議論
 第5節 日本の会社法をめぐる議論

第3章 中小企業の所有と支配の分離
 第1節 適用の可能性
 第2節 摘要の限界と理論的課題

第4章 中小企業における親族外承継の拡大とその意味
 第1節 ヨーロッパの親族外承継
 第2節 アメリカにおける出口戦略としての親族外承継
 第3節 日本における親族外承継の特徴
 第4節 中小企業の親族外承継と経営者による支配

第5章 経営者保証と最終決定権の制度的基礎
 第1節 日本における個人保証制度の概要
 第2節 心理的オーナーシップと中小企業経営者の最終決定権

第6章 支配する親族外承継の経営者
 第1節 事例選定と分析枠組み
 第2節 3類型における支配構造の比較
 第3節 比較データによる分析と検証

第7章 結論

→同じ著者の本

お金をかけない事業承継
津島晃一 著
価格:1,760円
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