経営者や経理担当者が、経営上の課題や悩みについてメインバンクに対して約3割の企業が「全く相談したことがない」と回答し、その理由として、「あまりいいアドバイスや情報が期待できないから」という金融庁のアンケート結果が出ている。そうしたなか金融の現場では中小企業数も減少し、自己資本比率などの財務改善が進む中で、中小企業の運転資金ニーズも弱くなっている。 今こそ、担保・保証条件の緩和を融資の売りにするのではなく、正しい事業性評価と広く中小企業の経営課題の解決に取り組む必要がある。
序章 事業性評価と課題解決型営業の課題 第1章 基本となる7つのスキル 第2章 事業性評価 第3章 課題解決型営業 終章 中小企業と金融機関のより良い未来のために
商工中金に入行後、仙台・東京など5店舗10年の支店長を歴任した後、現在は一般財団法人商工総合研究所専務理事。
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