アベノミクス、原発、格差、自立強制、差別、バブル…現代社会は、なぜかくも生き辛くなったのか。 経済学者・金子勝を筆頭に、各分野の専門家が、この混沌とした時代の転換期における諸問題を、どのように認識し、立ち向かっていけばよいのか、哲学思考を武器に考察し、民主主義社会の実現を問う。
金子 勝(かねこ まさる) 1952年生まれ。1975年、東京大学経済学部卒業後、東京大学大学院経済学研究科単位取得満期修了。マルクス経済学を専攻。1980年に東京大学社会科学研究所助手。茨城大学人文学部講師、法政大学経済学部助教授・教授を経て、2000年から現職。テレビ出演が多く、『サンデーモーニング』(TBS)や、『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)などに頻繁に登場している。主な著書に『世界金融危機』(岩波書店)、『失われた30年』(NHK出版)など多数。
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