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林輝太郎「相場人生訓」
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著者名 |
前野晴男 編 |
判型 |
四六判 |
頁数 |
118 |
定価 |
1,980円 (本体1,800円+税) |
ISBN |
9784496044700 |
第1刷 |
2008年11月11日 |
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この本の内容
投資から学ぶことは多いが、それらは人生をより良く生きるための知恵と共通することが多い。
相場師・林輝太郎氏の60年を越える相場の実践の中で得た教訓、経験から学んだ投資で利益を得、豊かな人生を送るための知恵を集大成。
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この本の目次
これは人生訓か……と錯覚するほど、思わず引き込まれる「相場の金言」
相場の奥深さは人生を生きる方法にも通ずる。
改めて心に沁みる相場師の言葉を集めた。
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本書の「中身拝見」
本書はこれまで多くの投資家を成功に導いてきた林輝太郎の名言をダイジェスト版にしてお届けするものです。収録した文言はあらゆる市場で生き抜くための知恵と機知が含まれています。本書はこれら相場にまつわるエスプリとウィットに富んだ名言を中心に、あらゆる資産運用にやく立つ200を超える文言を収めてあります。
「下手な投資家ほど、いろいろな銘柄を持っている。」
「技術のひとつも知らないで精神統一をしたところで意味がない」「相場は常に先を見ているのに、ほとんどの投資家は原因の追求に血眼になる。ニュースを探し求めるのはバカバカしいことなのである」
「相場は綺麗ごとではなく、汗まみれなものである」
「一般の投資家は、難しい銘柄を難しいやり方で取ろうとする。プロはやさしい銘柄をやさしいやり方で取る」
これらの一言一句に、緩みがちな心が引き締まる読者も多いと思いますが、場数を踏んだ相場師の言葉は、やはり切れ味が違います。……相場の世界で資産を築くためには、プロの視点や相場の道理を知っておく必要があります。
また、本書では林先生の著書に登場する相場師たちの言葉を随所に盛り込むことで、相場師の実態に迫りたいと思います。一例をあげると、株屋の店主が「予備知識もなく、経験もない。そのうえ脳は未熟ときた。それで儲かるのかね?」と諭せば、べつの相場師は「てめえ一人で相場やってんじゃねえ」と血気盛んな若手を叱ります。
難しいことをわかりやすく解説することを「講釈する」と言いますが、彼らの飾り気ない「ひと言」ほど明快な答えはありません。それは名人とよばれる人々もはじめは失敗の連続で、悩み尽くして相場でメシが喰えるようになったのですから、彼らの一言一句に凄みがあって当然なのです。今回はそのエッセンスをギュッと詰め込んで伝授することを最優先しています。
仕掛けから手仕舞いまで、売買のまえにちょっと考える。 苦しいときにフッと思い出す。本書に収められた珠玉の名言から、相場の厳しさのみならず、計り知れない可能性を知ることになるでしょう。
頭でわかっていても、場数を踏まなければ実行できないのが相場です。いくら投資経験を積んでも上手にならない。いつもおなじ失敗を繰り返している。悩みは人によって異なりますが、壁の高さがわかれば乗り越えることができます。
本書を通じて、もう一度、基本的なところから自分の立ち位置を見つめ直してみてはいかがでしょうか。プロの智慧があなたの資産運用の一助になれば幸いです。(まえがき抜粋)
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著者の情報
書店業界を経て、出版企画のコンサルティング、執筆活動を行う。これまで数多くの投資書籍とマネー誌の制作を手がける。主な著書に「こっそり読みたい相場の法則」(日経BP社)、「マンガで学ぶ投資のツボ」(ソフトバンククリエイティブ)等がある。
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