この本の内容
多様化する社会問題に,行政だけでは対応できない時代になりました。そんな中,いま社会的起業(企業)に注目が集まっています。社会的起業――CSRとは一線を画した,事業成功による社会貢献を目的とする活動です。
会社やNPO法人,中間法人,任意団体等,社会的起業には,さまざまな形態があります。このうち,ゴーイング・コンサーンを前提とする会社(営利企業)は,継続した社会貢献に適した組織形態といえるでしょう。
そこで,今回は会社の形態で活動する社会起業家を取材しました。中小企業診断士が,診断士ならではの切り口で,その実態に迫ります。そこからみえてくるのは,社会起業家たちの熱い思いと,収益を得ながら社会貢献を続ける仕組みです。
さて,今月号の「新時代のビジネス・パラダイムを問う」には,全国グリーンプラ推進協議会の根津会長にご登場願いました。根津さんは,廃棄しても自然に還る生分解性プラスチックの第一人者です。生分解性プラスチックの食器が,長野オリンピックの選手村で使われたのも,もう一昔以上前のこと。最近では,OA機器や車に使われるほど,品質・強度が向上しているそうです。
また,「市民起業家という生き方」では,コミュニティ・ユース・バンクmomoの木村真樹代表理事を取材しました。momoは,市民が出資し,環境・福祉など地域の事業に融資する「NPOバンク」。お金の「地産・地消」を目指すその活動が,地域の若者や起業家を支えています。
お二人も,立派な社会起業家とお見受けしました。
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『企業診断』2009年5月号PDF目次
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