2000年代初頭から2010年代まで、多くの企業がイノベーションをめざした。その具体的な行動は戦略ベクトル、組織・マネジメントの再構築であった。イノベーションを終えた企業は2012年あたりからアベノミクスの効果もあり、円安・株高が進むなかで再成長へと舵を切っている。また多くの企業はこの20年間の間、設備投資を控えており、金あまりの行く末として外国企業や同業他社のM&Aという形に終始してきている。そんななかで日本企業はどのように成長していけばいいのか、わかりやすく解説する。
PART I バリューチェーン PART II 事業開発 PART III グローバル化
1955年東京都生まれ。東京工業大学理学部情報科学学科卒業。日本ビジネスコンサルタント入社。その後退職して、ビジネスコンサルタントとして独立。現在、MCシステム研究所代表取締役。中小企業診断士、システム監査技術者、特殊情報処理技術者。おもな著作として、『ビジネスの常識が一冊でわかる本』(PHPビジネス新書)、『マネジメント3.0』(同友館)など多数。
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