現代資本の「まなざし」が中小企業の存立をいかに捉えているのか、という観点から、中小企業の「CSR(企業の社会的責任)」、「経営品質」、「ソーシャル・イノベーション」について考察する。
序章 資本の変容と中小企業の存立 第1章 物神性の緩和あるいは展開の契機としての環境問題 第2章 金融の倫理と社会的責任 第3章 地域密着型金融と地域金融機関のCSR 第4章 CSRをめぐる言説状況と中小企業の社会的責任 第5章 CSR言説のハイブリットな性質 第6章 CSR言説の変容〜社会的課題の接合をめぐって 第7章 CSR言説における営利性と社会性 第8章 戦略的CSRの概念フレーム〜物神性の緩和あるいは転回 終章 中小企業のCSR、経営品質、ソーシャル・イノベーション
神戸山手大学現代社会学部教授。
Copyright © 2007 Doyukan. All Rights Reserved.