80年代からの企業内組合、年功序列、終身雇用といった3種の神器は日本的企業の大きな特徴として世界から賞賛されていたが、1989年をピークとしたバブルがはじけ、92年ごろから各社、人間をないがしろにする人事制度改革が横行した。ここでは、もう一度人間本位の人事制度のあり方を提案する。
慶應義塾大学商学部卒業後、日本IBM(株)入社。人事部長補佐、IBMワールド・トレード社アジア太平洋グループ本社(親会社)での人材マネジャーを経て、日本IBMパーソネル・リソーシズ&プランニング・マネジャー。その後、日本トイザらス(株)人事部長、(株)ナイキジャパン取締役人事本部長。両社で戦略型人事を導入し、組織変革・組織開発を推進。この間、日本能率協会、企業研究会、社会経済生産性本部、ダイヤモンド社「実践経営人事塾」等で講演多数。近年、エグゼクティブ・コーチングの実施と、同ファミリービジネスの継承におけるリーダーシップ開発の研究を進めている。
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