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メンタルヘルスに手を出すな!!

「本格メンタルヘルス」時代の次世代人事戦略

著者名 川端裕 著
判型 四六判
頁数 272頁
定価 1,944円
(本体1,800円+税)
ISBN 9784496042997
第1刷 2007年05月31日
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→この本の内容

マインドエナジャイズが決め手!!
■「職場のメンタルヘルス」は対症療法的なアプローチだけでは解決できない。
■メンタルヘルス対策に実際に関与した先進企業の実例のほか、多くの人事担当者とのディスカッション、ワークショップから生まれた考えを多く盛り込んだ。
■メンタルヘルス対策を適切に行えば、さまざまなリスクを回避できるばかりでなく、顧客獲得や収益向上に対して直接的に多大な好影響を与えることが可能になる。そのノウハウを余さず解説した。

→この本の目次

第1章 メンタルヘルスの落とし穴
1 メンタルヘルスのお寒い現状
2 メンタルヘルスに対する誤解
3 メンタルヘルスのコストとメリット
4 メンタルヘルスの法的位置づけ
5 メンタルヘルスの限界
第2章 現在起きていることの本質と確実に起きる未来
1 時代が変化した
2 収益モデルの変化
3 コミュニケーションルールの変化
4 就業観の変化
5 高齢かつ人口減少社会
6 貧富の二極化
7 ブロードバンド環境の進展
第3章 マインドエナジャイズの概念
1 ネガティブではなくてポジティブ
2 パッシブではなくてアクティブ
3 表面的ではなく本質的
4 費用ではなく投資
5 トラブルではなくてチャンス
6 過去ではなく未来
7 期待できる効果
第4章 経営理念等と社員マインドの関係
1 経営理念等の意義
2 経営理念等と実情の乖離が生み出す膨大なロス
3 経営理念の確認
4 マインドエナジャイズの実践
5 本音と建前との決別
6 社員行動規範の策定と運用
第5章 組織と業務の再設計
1 オーケストラ型組織からジャズセッション方組織へ
2 業務分析
3 役割基準の明確化と各種役割基準書の作成
4 全社役割基準書と現組織の比較ならびに必要人員の配置
5 過重労働との決別
6 諸規程類の見直し
7 採用戦略の確認
第6章 成果主義人事評価制度の蹉跌
1 成果主義は「うつ」の犯人か?
2 成果主義は評価手段か
3 成果主義評価の本当の目的
4 成果主義評価の行方
第7章 次世代人事戦略の7つの要諦
1 男から女へ
2 産業医から保健師へ
3 指示、命令、評価からミッション明示、支援、障害排除へ
4 LOHAS的観点の重要性の高まり
5 人件費コストからマンパワー投資へ
6 収入保証システムから収益獲得能力開発支援システムへ

→本書の「中身拝見」

はじめに

 昨今、精神の不調を訴える社員が激増しています。はっきり言いますと、社員の精神をいたずらに疲弊させ、最悪の場合には社員自ら死を選ばざるを得ない状態にまで追いやる会社が増えているのです。あなたの会社は違うと自信を持って断言できるでしょうか。
 口では「社員こそがわが社の財産」などと耳に心地良いことを言いながら、その実、社員がゆっくり死んでいっているのを見て見ぬ振りをしているのではないでしょうか。そうだとしたら、ゆっくり死んでいっているのは社員だけではありません。あなたの会社も、ということはあなた自身も、ゆっくり死んでいっているのです。
 非常に残念なことに、多くの会社でこうした死に到る病が間違いなく潜在的に進行しています。本書はそのことに気づき、こうした時限爆弾がセットされたような状況を真剣に憂慮し、本気で改善したいと考えている経営者や人事担当者に向けて書かれた実務書、実践のための本です。
 あえてここで強調しておきますが、本書は実務書であって学術書や研究のための本ではありません。すなわち、本書は確実に結果を出すための本なのです。そのため、本書の内容は社員の精神の失調を切り口にしていますが、巷に溢れるメンタルヘルスなどに分類される書籍とは完全に一線を画したものになっています。
 知識の修得には有効であっても、実務の現場において役に立たない書物など、いくら最新のデータ、理論が満載されていても現場の実務者にとってはあまり意味はありません。ここまで言うと、さすがに言葉が過ぎるかもしれませんが、しかしお許しいただきたい。全て「結果」を出すことを最優先したいためなのです。
 本書は「最小のインプットで最大のアウトプットを出す。激務の合間を縫って本を読むのだから、それにかけた時間は絶対に無駄にしない。本当に結果が出せるのであれば、それで良い」こう「割り切った」方にだけ読んでいただくようお願いします。割り切れない方にとっては、恐らく時間とお金の無駄になるだけですし、読み進めていくにつれ気分を害することもあると思われますので、これ以上は本書に目を通すことをご遠慮願いたいと思います。
 本書では「メンタルヘルス」を、企業側の単なるおためごかしやマスターベーションに終わらせていません。
「現在あるメンタルヘルス関連書籍の多くは、どうしてこうもつまらなく、その上、暗い気分になるものばかりなのか……」
「厚生労働省の指針なんてダラダラ読めるか! こっちは時間がないんだよ!」
「コストをかけてメンタルヘルスを行う意味も良くわからないが、もっとわからないのはその効果だな」
「会社としてなんらかのアクションを起こすなら、それが業績向上にどのような影響を及ぼすのか把握できてしかるべきだ」
「……これで終わり? 結局、一体何をどうすればいいの?」
 既にメンタルヘルス関連書籍を1冊でもお読みいただいた方なら賛同していただけると思いますが、私自身があまたの既存の類書を読んで感じたのはこうした疑念と失望感、そして怒りでした。
なぜ、メンタルヘルスは医療や学術、労働関連法規の視点から語られるものばかりなのでしょうか。
 なぜ、メンタルヘルスは経営者の本音の観点からすると「どうでもいいこと」にばかり焦点を当てているのでしょうか。
 なぜ、メンタルヘルスは対症療法的なアプローチばかり取っているのか。
 なぜ、メンタルヘルスは経営の根幹、売上げや収益とはかけ離れた所で語られるのでしょうか……。間違っています。
 本当は、メンタルヘルス対策を適切に行えば、さまざまなリスクを回避できるばかりでなく、顧客獲得や収益向上に対して直接的に多大な好影響を与えることが可能なのです。そして、メンタルヘルスに対する取り組みを契機に、あなたの会社を社員が誇りを持って生き生きと喜んで働く高収益企業に生まれ変わらせることも可能なのです。
 本書は「結果を出す」ための実務書ではありますが、心を病んだ社員が健康を取り戻す、すなわちマイナスをゼロの状態に戻させるための単なるマニュアルではありません。
 本書は社員のマインドをエナジャイズ(鼓舞)する仕組みを社内に重層的に構築することで、現在発生している社員と会社の軋みを、社員と会社が成長するための大きなチャンスへと昇華させます。そのことを目的とした個別具体的な戦術を発想していただくための戦略の本なのです。
 机上の空論や個人的見解の羅列ではなく、筆者が実際に関与した先進企業の実例を多く盛り込みましたので、本書の読了後には今後の会社と社員の関係変化の方向性も感じ取れるはずです。
その意味において、本書は経営者や人事担当者の次世代人事戦略のバイブルであることはもちろんですが、全ビジネスパースンが今後の企業社会の中で幸福に生きていくための赤本でもあるのです。
2007年3月
川端  裕

→著者の情報

北海道大学経済学部卒業後、オリックス株式会社入社。オリックス・コールセンター株式会社の会社設立を担当。2003年オリックス株式会社を退職後、日本市民法規事務所を設立。経営理念策定、人事制度改革、組織改革に関する人事コンサルティングやカウンセリング、メンタルサポートを得意とするユニークな事務所として顧問先からの厚い信頼を得ている。

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